前回は胴回りの筋肉についてやっていきました。
そして今回は・・・
脚!
卓球選手で太ももが細い選手はほぼいないんじゃないでしょうか。
松平賢二選手と張継科選手の太もも、はんぱねーです。
↓こういう姿勢から、ブレずに一気に左脚に体重を移動して打つ、
なんて所業をなす為には、とんでもない脚の筋肉が必要と思われます。
(この姿勢で上半身が安定してるってどういうこうっちゃ・・・)
松平選手の写真を見ると、もも前の筋肉である大腿四頭筋はもちろん、ふとももの内側の筋肉である、内転筋もパンパンです。
ふとももの外側の外転筋群もかなりついていると思われます。
おそらくは低い姿勢を保つために内転筋、左右への素早いフットワークのために外転筋、
大腿四頭筋は姿勢、フットワーク、ドライブの威力すべてに影響があるのではないでーしょうか。
ということで、この3つの筋肉を鍛えるために、僕がやってる筋トレを紹介しまっす。
大腿四頭筋
この画像の光ってる部分の筋肉です。
なんせ筋肉がでかいので、ここのパワーで球の威力も
フットワークもだいぶ変わってくると思います。
大腿四頭筋はやはり王道、スクワットですね。
僕はバーベルスクワットをやっていますが、
ダンベルスクワットでも全然OKだと思います。
バーベルスクワット
ダンベルスクワット
ダンベルを持ってない方は、ブルガリアンスクワットが
負荷が強くていいと思います。
ブルガリアンスクワット
内転筋
ふとももの内側の筋肉です。
「こんな筋肉使うの?」
って思うかもしれませんが、そういう人はさきほど紹介した、
張継科選手のポーズを鏡の前でマネしてみてください。
鍛えてない人は、ふとももの内側がプルップル震えると思います。
(そもそも股関節が硬くてこの姿勢が取れないという人は柔軟性の記事を参照)
この姿勢で体重移動したり、すごい勢いでフットワークしたりしますから、
内転筋、超重要です。
これはワイドスクワットで鍛えています。
ワイドスクワット
大腿四頭筋ほど筋肉が大きくないので、自重でも結構大変だと思いますが、
負荷が足りない人は、ダンベルやバーベルをもってやりましょう。
外転筋
この筋肉がないと、左右へ素早いフットワークができないし、
ふんばりがきかないです。
まとめ
ここまで胴回りの筋肉と、脚の筋肉を鍛えましょうと言ってきましたが、
卓球ではこの2箇所の筋肉がもっとも重要なんじゃないかと思っとります。
「卓球で筋トレなんて大して重要じゃない。」
「とりあえず正しいフォームと技術をつければいい。」
そんな風に思ってる人が多い気がするのですが、
そもそも体幹の筋肉がないと、正しいフォームと技術は身につけられない
だから、成長スピードも体幹の筋肉があるかないかで
月とスッポン、僕と馬龍、そのくらい全然違ってくると思っています。
フットワークしながらこの姿勢を即座につくり、上半身を安定させ、
体重移動をさせつつ強力な打球を打ち、
体を流さずすぐにもとの姿勢と位置に戻る。
胴と脚の圧倒的な筋肉がないと、こんなことはできるわけがないです。
だから卓球に筋肉なんていらんと思っている人もそうじゃない人も、
今すぐ筋トレだ!
そして、卓球での成長スピードに圧倒的な差がつくもうひとつの要因がもうひとつ・・・。
それは柔軟性。
これについても、このブログで今後語っていきたいと思ってます。