どうも、お久しぶりです。パンツです。

ついにメルボルンから日本に帰国してきました。

パンツ in ジャパンです。

さて、以前の記事で「ボクサーは一瞬で卓球が上手くなる説」をかかげましたが、それを実際に検証しに、ボクシングスクールに入会することにしました。

 

んがしかし、わたくし頭は打たれたくない。

そこで、「ヒット・マスボクシング」なるものをやることにしました。

要は寸止めボクシングです。

 

都内に一つだけ、「ヒット・マスボクシング」を専門でやっているスクールを発見したので、そこに行きました。

1回500円で参加できるという、格安すぎるボクシングスクール。

正直、大して期待してなかったのですが・・・

まずトレーナーの経歴がガチだよね、うん。

PRビデオを見ても、なんかガチっぽいよね。

で、ともかく体験入会に行ってきました。場所は都内の赤羽の近く。

トレーナーが複数人いて、初心者の僕にもかなり優しく教えてくれました。

なんだこれ、めちゃくちゃ楽しい。

 

で、いろいろ書きたいことがあるのですが、

とりあえず結論からいってしまうと。

 

卓球うまくなる予感しかしない。

 

いやほんとに。

自分で仮説を立てておきながら半信半疑の部分もあったのですが、

伊藤美誠選手がボクシングを練習に取り入れている理由がよくわかりました。

 

特に、俺みたいにまだまだ卓球の動きができてない下手クソな人ほど、効果が大きいはず。

 

 

1、体の軸を使った回転

卓球でもボクシングでも、スイングは身体の軸を使った回転と体重移動が求められます。

しかし、これは一朝一夕で身につくものではありません。

プロボクサーでも、100%パンチに体重を乗せるのは難しいと聞きます。

しかも卓球の場合、身体の使い方ができてなくても、なんやかんや入っちゃったりするので、何年経っても身につかなかったり。

うん、僕がそうなんですけど。

 

しかし、ボクシングで軸の回転と体重移動は、基礎であり奥義でもある(たぶん)。体験入学したその日から、徹底的に指導されました。

手打ちになってると、即つっこまれます。

 

2、脱力する技術

僕が卓球で最もてこずっている事。

それは、球が来ると力んでしまうことです。

頭ではわかっているのです。打つ直前までリラックス。打つときも全力では力まない。

わかってはいるんですが、ボールが飛んでくるとどうしても力んでしまう。

 

これをボクシングでやると、1Rで死にます。体力的に。

僕はスタミナにはそれなりに自信があります。なのにボクシングでは1Rもたない。

ゴングが鳴るころには、ゲロはきそうになってました。

ボクシンググローブを地面に叩きつけて、息も絶え絶えでうつむく僕に、トレーナーがささやきました。

リ、リラックスすか。

ボクシングは省エネのスポーツだから

 

省エネ・・・。そういえば、伝説の卓球プレイヤー、ワルドナーはどの卓球選手より体力の消耗が少ないと聞きました。

ワルドナーの動画を見てもわかりますが、彼はリラックスの達人といえるでしょう。

 

ボクシングでは力んでいると、1Rもたない。

死ぬほど疲れて、嫌でもリラックスするすべを習得せざるをえない状況になります。

 

3、フットワーク

ボクシングといえば華麗なフットワーク。これは卓球に通ずるところがあるのでは・・・!?

1回目で多少ですが習ったのは、前後のフットワークでした。

卓球では左右のフットワークをやることが多いですが、前後のフットワークはあまりやらない人も多いのではないでしょうか。

ボクシングの場合、自分の間合いで戦うために、すばやい前後の動きが必須となります。

卓球の前陣・中陣の動きはもちろんのこと、台上処理への動きが上達する予感がぷんぷんします。

さらに、中国卓球選手がよくやってる、ラダートレーニングもできるので、フットワークが伸びること間違いなしでしょう。

 

これ以外にも反射神経とか、顔の動きとか、筋肉に関してとか、いろいろ発見があったのですが、まとまらないので今回はこの辺にしときます。

まだ一回行っただけだしね。

 

しかし、たった1回行っただけで、収穫まみれでびびりました。ボクシングすごい。

なんというか、普段卓球の練習ではあまりトレーニングできない、けどとても重要で基礎的な身体の動かし方を徹底して練習できる。そんな感じがしました。

 

基礎が一番重要で、一番難しい。

僕みたいな、基礎がちゃんとできてない卓球雑魚こそ、ボクシングは効果があるのではないかと確信した1日となりました。

 

今後毎週ボクシングスクールに通うので、またここのブログで報告していきたいと思います。