こんぬつは、パンツ隊長です。
ループドライブと言えばどの選手を思い浮かべるでしょうか。
「ループドライブ 卓球選手」
でググってみましょう。
・・・やはりティモ・ボル!
ということで、今日はティモ・ボルのループドライブについていろいろ書いちゃいます。
卓球選手のインタビューなどを見ると、ティモ・ボルのループドライブの回転量がヤバイというコメントをよく見かけます。
プロの卓球選手は皆すごい回転量なのでしょうが、その中でもティモ・ボルがひときわ回転量が多いのはなぜでしょうか。
フォームを見てみる
ボルのフォームの特徴は何と言っても、膝の深さ。
この深さから、脚を伸ばして上方向へ力を持っていくわけですね。
そして注目すべきは、胴!!
斜めに傾けています。
これにより、ラケットがさらに下にいき、地面ぎりぎりから振り上げることができてます。
そしてさらに、体を傾けることで胴の回転の力を使えてると思われます。
この図の右の棒人間だと、回転の力は縦には使えません(スピードドライブのときはこれでOK)。
ループドライブのときは左の棒人間のように体を傾ければ、
上手く縦方向に体を回転させることができます。
ここでもう一度ティモボルのGIF画像を見てみましょう。
斜めの状態から回転させてるのがわかります。
しかし、これらを実行するには、必須なことがあります。
それは・・・・
そう、筋肉!
筋肉を鍛える
ボルのように、低い姿勢から胴を曲げながら強力なループドライブを打つ、となると筋トレが必須と思われます。
脚
ジムでレッグプレスをやるとわかりますが、脚は深く曲げるほど、
重量を上げるのが難しくなります。
ティモボルのように深く脚を曲げ、片足だけを勢いよく伸ばすとなると、かなりの脚筋が必要と思われます。
具体的に、主に大腿四頭筋と大殿筋、内転筋を鍛える必要があると思われます。
ということでスクワットと、足を大きく広げたスクワット(ワイドスタンススクワット)をやりましょう!
ここらへんについて、詳しくは前に書いた記事を見てみてください。
腹斜筋
体を回転させる力、さらに斜めに傾けた胴をブレずに安定させるためには、腹斜筋が必須です。
これはループドライブはもちろん、フォアドライブ全般の威力や安定性を高めてくれるはずです。
ジムにいけるかたはロータリートルソーを。
自宅の方はバイシクルクランチあたりがいいでしょう。
大胸筋
ティモボルの先ほどの動画を見ても、大胸筋をギュッと引き締めているのがわかると思います。
腕を上・前に振るうループドライブの場合、大胸筋上部をとりわけ鍛える必要があります。
ジムにいける場合はインクラインベンチプレス、
自宅の場合はデクラインプッシュアップで大胸筋上部を鍛えることができます。
まとめると・・・
・足を曲げることでラケットを地面すれすれまで下げる
・胴を曲げることで体の回転を使う
・脚と腹斜筋と大胸筋上部を鍛える
これであなたも、ティモ・ボルドライブ!!