しかし、セット数は3-1。
丹羽、追い詰められながら、またも激しいラリーを繰り広げます。
うーん、すばらしい試合。
それにしても今回、丹羽のバックハンドドライブが絶好調ですね。
難しいコースからの大振りが、ばんばん入ります。
それに対して、相変わらずとんでもない姿勢でも返してくる樊振東。
この状態から、一瞬で元の姿勢に戻るから、体幹めちゃくちゃ鍛えてるんだろうなぁ。
天才・丹羽の奮闘すらも跳ね返す樊振東。
セット数3-1、得点は10-5で、丹羽は完全に追い詰められます。
その場面での丹羽のこのプレー。
この難易度の高い、台の横からのネットより低い超低空ボール。それをうまく返す技巧プレイを魅せてくれます。
スコアは10-6。
この場面で、丹羽得意のサイドスピンカットが炸裂します。これには対角に打たざるを得ない樊振東。
その玉を、待ってましたとばかりに、丹羽がど派手にぶち抜きます。
魅せてくれるぜ丹羽ぁぁああ!!
そして、逆に丹羽が追い詰める、追い詰める!!
ついにカウント10-9!
世界ランク1位の樊振東が焦ってる。
これは・・・!!!
しかしここで勝つのが樊振東。
やはり強かった。。。
でも、この試合はオーストリアオープンでの僕的ベストバウトでした。
調子に波のある丹羽が、絶好調で活き活きと暴れ、
それに対し、一歩も引かず王者の貫禄を見せ付けた樊振東。
素晴らしかった。
さて、ベスト4には世界ランク1位の樊振東と、世界ランク2位の許昕が出揃いました。
こりゃどっちが優勝するかなー。
しかし、なんと樊振東も、許昕も、ある一人の選手に倒されてしまいました、、、
その相手は・・・
世界ランク80位の梁靖崑(りゅうせいこん/リャンジンクン)
誰?
と思ったんですけど、なんだこの脚の筋肉は・・・!!
てか体全体でかい。盛り盛りもりだくさんの筋肉。
ラグビー選手かなんかですか?
ということで、次回はこの梁靖崑について、とりあげつつ、
フォアドライブの威力と、筋肉の関係について考察したいと思います。