「フォアハンドドライブってあんまり差がなくないか?」
ある日、Youtubeで卓球の上級者同士の試合を見てるとき、ふと思いました。
もちろん、人によってある程度威力の違いはありますし、
上級者と初級者で比較したらすごい差があります。
ただ、上級者同士で比較したとき、バックハンドほど大きな差は見られず、
言うならば、体重や筋肉がある選手が、強いフォアハンドドライブ打ってるなという印象です。
(世界一フォアハンドドライブが強いという噂の王励勤選手の肉体)
それもそのはず、フォアハンドドライブは、
脚、腰、肩、腕、胸、様々な筋肉、体重移動を駆使して放つわけで、
筋肉や体重が増えれば、威力が増すのも当然といえます。
そういう意味で、フォアハンドドライブを強化したいなら、
ある意味どうとでもなるんじゃないかと。
(僕のようにフォームがうんこの選手は、それ以前の問題ですが)
しかし、逆にバックハンドドライブは、筋肉つけたり、
死ぬほど練習すればどうにかなる、というものではないと思ったのです。
なんせ、バックハンドドライブ、特に台上バックハンドドライブ、チキータなんかは、
上級者の間でも如実に差が開いています。
幼いころから何十年も練習しているはずの世界トップクラスの選手ですら、
苦手な人はてんで試合で使えません。
チキータができるとできないとで、大きな差がでるのは近年の試合をみればよくわかります。
以前は3球目攻撃ができやすいサーブ側が大きく有利だったはずなのに、
今はチキータが上手い選手が2球目でどんどんぶち込んで、試合を有利に運んでいます。
にもかかわらず、超一流の選手でも、使える人と使えない人がいる。
チキータ、台上バックハンドドライブがうまいといえば、張本、樊振東、張継科なんかが特に有名でしょうかね。
逆に、水谷選手なんかはチキータが苦手と明言しています。
チキータ全然上手くならないから思考を変えて最近手首鍛えてんだけど、どうせチキータ試合でしないし鍛える意味あるのかな…
まぁいいや。クルクル回って楽しいから? pic.twitter.com/RD3SNBoepf— 水谷隼 (@Mizutani__Jun) July 5, 2017
水谷選手だって、そりゃもうめちゃくちゃ練習してるわけで、
あの天才水谷がお手上げってんじゃ、台上バックハンドに関しては才能としかいいようがないでしょう。
僕もいろいろ試しましたが、全然上達しないので、諦めることにしますわー
あははー
なんて諦めてたまるか
まてまて、そもそも台上バックハンドドライブの才能ってなんぞや?
ずばり、
台上バックハンドドライブの才能=手首の稼動域
という仮説を僕の中で立ててみました。
張本選手と水谷選手を比べてみましょう。
手首の稼動域が圧倒的に違いますよね。
フォームはチキータと台上ドライブの差というのもあるかもですが、
それでも、手首の曲がる角度が二人にはかなりの差があります。
バックハンドドライブは、フォアと違って体重移動や腰のひねりが使いにくい分、
手首の使い方が威力に直結するとよく言われています。
それが特に台上ともなると、ほぼ手首とひじくらいしか使えないので、
手首の稼動域で得て不得手が決まるといっても過言ではないと思うのです。
逆に言えば、手首の稼動域さえ広がれば、
実は誰でも、台上ドライブもチキータも上手くなるのではないか・・・。
はい、そんな仮説の元、わたくしここ半年間、ずっと手首のストレッチをしていました。
↓こういうやつ
(https://www.yuusanso-diet.com/care/post-35.htmlより引用)
その結果・・・
どどどどどど
じゃん
いや、ほんとすみません。
手首の稼動域が広がっても意味がなかったってことではなくてですね、
なぜか、ぜんっぜん稼動域広がらないんですわ。
脚とか肩甲骨はどんどん稼動域広がってるのに、手首はほんとてんでだめ。。。
なぜだ・・・
すみません、手首の稼動域について、調べてまた記事をあげます。